こんにちは、木内です。
皆さんはコーヒーは飲みますか?
僕はコーヒーを最初に飲んだのが、恐らく高校生の時に学校の自販機で売っていた、ジョージアのエメラルドマウンテンだったと思います。今考えれば随分甘いんですが、それでも当時は苦かったような記憶があります。
その後大学生の頃からはわりとブラックも頻繁に飲むようになりました。あとは社会人になって、地元に戻ってきてジャスコがイオンへかわり、ちょうどテナントでスターバックスが入ったのが、ハマり始めた大きいキッカケです。
多いときは週4,5回とか行ってた気がします。ちょうど”ノマド”というキーワードを知り、フリーランスになったこともありコーヒーを楽しみながら、ノートに書き物などをまとめていましたね。食事やケーキも楽しんでいましたが、その都度注文していてはお財布がもちませんので^^;
2012年からはコワーキングスペース “Hanalab.” (ハナラボ) が出来たおかげで、レッスンや学校以外の仕事は殆どこちらがベース。スタバに行く機会も多くて月数回となってしまいましたが、それはそれで「コーヒーとの新しい出会い」も生まれたりして、飲むことだけではなく淹れることも楽しめるようになりました。
今日は僕のコーヒーブレイクの一コマをご紹介したいともいます。
セルフでコーヒーを淹れられる
Hanalab.の会員さんで、セミナーも開かれるほどコーヒーMasterな方がいらっしゃいます。この施設が出来た頃のセミナーには参加して勉強させていただきましたし、普段も何かの話の折には、コーヒーについて色々教えていただいています。
その方のご厚意でカウンターの一角に、電気湯沸かし器にコーヒーポット、コーヒーサーバー、ドリッパーやフィルターを置いて下さってあります。
ここまではコーヒー好きなお宅なら揃っていても不思議ではありませんが、ビックリなのがさらに電動コーヒーミルがあること!つまり
珈琲屋さんでお豆の状態で買ってきておいて、飲みたいときにガガーッと挽く
ということができてしまうのです。
これは一応会員さん向けだと思うので、施設に来たお客さんだれでも…というわけにはいかないと思いますが、時々お豆をその時飲む分だけ安くわけていただくこともあります。
今回は飲みたくなったタイミングでちょうど切れていたので、自分でお豆を買ってきました。久しぶりです。
ドンッ!
スタバのイタリアンロースト。深入りの濃いヤツです。お豆の状態で販売されているので、ドリップする状態から淹れたい方は「挽いて下さい」とお店で頼みましょう(定員さんから聞かれます)
カウンターには空き瓶がありますが勝手に使うわけにはいかないので(というか分からなくなってしまうと困るので)、ジップロックへ移します。250gだとちょうど良く収まります。
湿気防止に密封はするとして、暗所のほうがいいのかな…?
実際に淹れてみよう
こちらにおわしますのが、お豆を挽くミル。
上の容器部分にちょっとお豆が入っていますが、これで1杯分(約10g)です。
挽き具合の目盛りは1から10まで、0.5ずつで数字が大きい方が荒くなります。写真は3.5とわりと細かめにセットしてあります。
ドリッパーにフィルターをセットして、粉になったコーヒーをスタンバイさせた写真がこちら。
紹介し忘れましたが、タイマー付き計量器と後述の温度計まであります。至れり尽くせり。
余談ですが社名の”HARIO”、いつも”HARIBO”に見えてしまいます。耐熱ガラスメーカーからグミ製品名になってしまう。
本来はコーヒーサーバーを使うところですが、一人前をはかるのが(ゲージがあっても)難しいのと、時間計測から計量まで一気にやってしまおうと、最近は計量器の上にそのままセットするスタイルです。そのため、お湯を注ぐ直前の状態で重さはゼロリセットしてあります。(りせっとしないとほぼ550g)
お湯も沸きましたので、コーヒーポットに注ぎます。お湯の出口が細いのがコーヒーポットの特徴。
ちなみにスタバのorigamiのように、インスタントでドリップするタイプのコーヒーを淹れるときは、手間でもコーヒーポットを使うようにしています。以前ウォーターサーバーのお湯部分から直接出したら、お湯の勢いが良すぎてヤケドしそうになりましたので…
写真ではほとんど見えないのですが、まん中に少しくぼみを付けました。
よくコーヒーって周りからぐるーっと注いで、まんべんなくお湯を浸すイメージがありますが、僕は教わった方法で一点ドリップ法(でいいのかな?)という、中心に注ぐ方式を使っています。因みにフィルターは底が円錐になっているタイプです。
底が台形で平たい部分があるフィルターの場合は全体的に注ぐ…んだっけ?ダメだ、勉強不足ですねorz
Master曰く、細かく少し低めの温度だと、イタリアンローストの風味が楽しめるということでした。なので、温度を85℃くらいにしようと決定。淹れている最中で少し下がるでしょうから、コーヒーポットで計測して87℃くらいでフタをしています。
自分流の淹れ方ですが、出来上がり160ml(計測上1ml=1gとする)を目安に、
蒸らしに約10ml、50秒くらいの間で蒸らしながら徐々に淹れる。
少し緩急を付けてお湯を注ぎながら、2分くらいで140mlは到達するようにする。
最後までドリップしきらないようにするために、計測180mlくらいまで注ぎ、ドリップし終わる前にドリッパーを外す。この時点で理想は2分30秒。
今回はお湯を足して調整することが前提なので、味を見ながらお湯をいれる。
(重さがとれる模様。なので、普段は出来上がり180mlを目安にしています。)
お湯を足す…という概念を教わったときは目からうろこでした。薄めに淹れるんじゃないんだ、と。
奇跡的に右手で注ぎながら左手で写真が撮れましたので、ご覧下さい。
というわけで、美味しい一杯が出来上がりました。
淹れて楽しむ、飲んで楽しむ。
「コーヒーを楽しんで欲しい」「色々遊んでみて欲しい」というMasterのお言葉。
もちろんただ飲んでも良いのですが、仕事のブレイクに「コーヒーを淹れる」という行程を楽しめると、よい気分転換になりますね!
それでは今回は、この辺で!
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