【ハノン】ピアノのおけいこでよく聞くあの楽譜って? その3

音楽
この記事は約4分で読めます。

こんばんは、木内です。

 

2回にわたり「バイエル」「ツェルニー練習曲」「ブルグミュラー」をご紹介してきました。

そして予告していた「ソナチネアルバム」ですが、今回は「ハノン」だけにさせていただきます(m__m)

ソナチネについてはもう少し書く内容をまとめてからにしたいと思います。

 

それでは、早速まいりましょう!

 

スポンサーリンク

全訳ハノンピアノ教本

特徴

ハノンといえば全音楽譜出版社から出版されている「全訳ハノンピアノ教本」がお馴染みだと思います。

昨日の記事でチラッと「基礎練習曲」と書いたと思います。この本の目的を僕なりに表現するならば、

「ピアノの指」をしっかり作ること

です。

 

曲番号は全部で60になりますが、どれも譜読みをするには非常にやさしいものばかりです。

それには理由があり、ハノンは譜読みして弾けるようになりました→終わりではないということです。もちろん終わり1/3くらいは弾くことが難しいのですが。

そして同じパターンの繰り返しが、上っていって折り返して下ってくる。これがハノンの特徴です。譜読みが楽な所以はここにあります(同じパターンなのですから)。

 

使い方の一例と注意点

使い始めのタイミングですが、例えばピアノを習い始めて半年くらい経ち、譜読みも出来るようになってきたけど、4,5の指(薬指、小指)がどうしても上手く弾けない、というとき…

初めの1番「ドミファソラソファミ」をまず片手ずつゆっくり、少し早く弾けるようになったら両手でゆっくり、と試してみるのも良いでしょう。

初めは片手でも時間がかかるかもしれませんが、根気よく。大変ならばまずは半分の上りだけ練習しましょう。

 

そして非常に重要なこと。16分音符で書いてありますが、決して速く弾く必要はありません。むしろ弾けそうだからといって、早い段階から速く弾いてはいけません

もちろん慣れてきたら速く弾く練習も必要ですが、「鍵盤をしっかり弾いている感触」とその結果「良い音が鳴っているか耳で聴く」というチカラを養うには、まずはゆっくりから。

 

スポーツをする前にストレッチなどをやると思いますが、形だけやっても意味がありませんよね?それと同じです。

 

おおよその構成は次の通りです。

5本の指を様々な組み合わせで使う練習、1ページずつが1番~20番(第1部)、2ページずつが21番~31番(第2部)、音階のための指くぐりの練習が33番~37番、音階を一オクターブずつ上がっていく練習が38番、全長調・短調の音階練習(和音付き)が39番…など。

それ以降は半音階や3度練習、分散和音、アルペジオ、トリルと特定の演奏技法に特化した内容になってきます。

 

音 階 練 習

基礎という観点からすると、音階(スケール)練習は楽器の基礎中の基礎です

ツェルニーやブルグミュラーはもちろん、ソナチネやソナタその他小品を弾くにしても、その曲の調性を確認し(調号をみれば分かります)、その音階を弾いてから曲の練習に入るのが本来のスタイル。

…と、分かっている人でもその都度の過程はつい省略しがちですが、とにかく音階自体は弾けるように、練習を頑張りましょう。何故かというと、

・その曲で出てくる音(シャープやフラットが付いているもの)を、弾いて聴いて理解しておくため。

・曲中で音階が出てきたときにスムーズに弾けるようにするため。

この二つは大きな理由でしょう。また和音の理解…と、難しい理屈では無く、聴いた感覚が養い易くなります。

 

スポンサーリンク

それぞれの教材には意味がある

3回にわたり各種教則本を取り上げてみました。いかがだったでしょうか?

ザックリとした紹介した後にこういうのも何ですが、こう、書くのは難しいですね(汗)

 

全く知らない方向けターゲットで書き始めたつもりが、比較的専門的な内容が出てきてしまったので「ピアノ経験者(現在進行形)だけど、あの本名前しか知らない」という方むけになった部分も出てきました。

 

今回書いたことは日ごろ授業やレッスンでも話すことなのですが、こう改めて文字に起こしてみると、改めて考えさせられることが多く出てきました。

 

この記事でちょっとでも興味が湧いたり、何かのお役に立てることを願いつつ、僕もまた一層勉強していきたいと思います。

 

ソナチネアルバムを残してますが、このシリーズは今日で一度閉じたいと思います。

それでは、今日はこの辺で!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました