ピアノの練習で気をつけたいこと vol.2【ピアノ編】

教室・教育
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こんばんは、木内です。

 

無事、秋学期の授業もスタートしました。学生の皆さんもそれぞれ頑張って練習してきてくれたので、順調に課題確認を進めています。

 

さて、今日は前回の続きです。ピアノの練習のポイントについて、課題確認のプリントに実際に載せたことを書いてみます。グローバーを中心とした、初級グループ向けのものです。

昨日の記事をまだ読んでない方は、合わせてお読み戴けると嬉しいです。

 

 

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ピアノの練習で気をつけたいポイント (ピアノの教材編)

 

♪一見弾けそう…でもまずは片手ずつ。

ドレミやリズムの読みになれてくると、右手・左手がそれぞれ弾けるようになってきた位で、どうしても両手弾きに手を付けてしまいがちです。右手のメロディーが分かりやすそうでも、左の伴奏が簡単でも、かならず片手ずつがちゃんと弾けるようになってから両手弾きにステージを進めましょう。

両手弾きも、一度に全部が大変であれば無理に全部通さず、区切り区切り、段々に練習するようにすると良いでしょう。

 

♪必ずテンポを決める。右手・左手を弾くたびに速さが変わらないように。

右手・左手の音符の密度や、リズムの単純さ、つまり譜読みの難易度が違う時に起こりやすい症状です。

たとえ、左手の伴奏が四分音符一個ずつだからといって、右手の時とあまりに違うテンポで練習しないようにしましょう。いざ両手で弾こうとしたときにリズムが分からなくなったり、弾き始めるテンポが決められない、という事を時々目撃します。

本当はリズムとテンポの概念がキチッとしていれば、(練習方法としての善し悪しは別として)どのテンポで練習していようが、両手ではそれなりに弾けるはずなのですが…

ただ「自分でテンポを決めて弾く」というクセを付けておくべきです。迷うようならば、音を出す前に必ずカウントをしましょう。

 

♪初めて両手で弾くときは、片手の時よりもゆっくり弾きましょう。

これは難易度・経験問わず大事だと思います。

片手ずつがようやく最後まで、あまり間違えずに弾けるようになった程度で、初めて両手で弾くときに同じ速さで弾けるとは思えません。特に初めての両手弾きは、違いが最低限でも区別出来るくらいにテンポを落として、弾いてみましょう。

これをやるためには、やはり「テンポを決めて弾く」が重要になってきます。しかし逆に、日ごろこういったことを気をつけていれば、テンポは自ずと意識出来るようになります。

 

♪この曲によく出てくる和音は?…グローバーなら1曲にそんなに種類はありません。耳で覚えてしまいましょう

「ドミソ」「ドファラ」「シ↓ファソ」など、1曲の中で基本的な和音が数種類出てくるというのが、グローバーの分かりやすくて良いところだと思います。

和音が変わる毎に演奏が止まってしまうことが、非常に良くあります。また「和音が苦手です!」とガッツリ宣言してくれる学生もいますが…大丈夫、先生は分かっています。

和音の部分を練習するとき、指使いや手の形だけでなく、弾いた和音を耳でちゃんと聴く習慣をつけましょう。

ピアノは鍵盤を押すだけで音が鳴ってしまう楽器です。和音に限らず、自分でアウトプット(演奏)した音は、常に聴く(インプット)ように心がけると、技術だけでなく音楽表現にも繋がりますよ

 

♪リズムを迷ってしまったら、そこまで弾いてきたことをヒントにしましょう。
(同じリズムがあるかもしれません)

これもよくあるおはなし。

「先生、ここのリズムがよく分かりません」

「じゃあ(少し前の)ここの部分、さっきどう弾いたっけ?」

「…あ、なるほど」

この会話が示すとおりです。1曲全てが違うリズムという曲はそうそうありませんし、必ず同じようなことが繰り返し出てきます。また曲が難しく(長く)なってくると、前に弾いたことが高さを変えて(=転調して)、ほぼ同じ形で出てくることもしばしば。

 

楽譜は弾かないときでも、よーく見ましょう。

 

♪つっかえたら、間違えに気がついたら…弾き続けずに楽譜を見ましょう。弾くのは必ず理解してからです!

これは僕も子どもの頃、よく先生に注意されたことです。先生になって、この気持ちがよく分かるようになりました(笑)

音楽は時間芸術とも呼ばれるくらい、演奏し始めたらむやみに止めてはいけないものです。

しかし!弾き間違えても楽譜を見ずに、何回も弾き直してはいけません。それとこれとは話は別。でもちょっとミスタッチしかかったくらい…というより間違えそうになって先に止めてしまったは、非常に勿体ない良くないです。というわけで例えばこんな考え方を提案。

 

もし同じ部分を2,3回も弾き直すようだったら、あるいは間違えて分からなくなったら、一度鍵盤から手を離し、膝の上に置いて楽譜を見ましょう。

 

♪「次に弾くときに間違えない!」の心がけが最重要です

かといって間違えを恐れていては、いつまでも上達しません。

大事なのは、止まっているこの状態から、次に弾くときに間違えないように集中する!ことです。

ちなみに「次に弾くときに」書きましたが、次に最初から通すときではなく、同じところから弾き直すハナシです。正確に言うならば「次に音を出すとき

 

もちろん分かってるけど、とても難しくて素直に弾けないことはあります。僕もしょっちゅうです。

なのでその時は冷静に分析し、弾き直してもあまりにもダメならば、部分練習や片手を練習し直すのも方法です。でも普段間違えないようなところでウッカリやった…ならば、絶対出来るはずです。

 

 

楽器の練習は頭でっかちに考えるばかりでなく、もちろん練習しなければ上達はしません。

でも、ただ弾きまくれば良いという言うものでも決してありません

 

今日の練習で「どこをどのように弾けるようになりたいのか」

目標を立てる事が、一番大事だと思います。

ちなみに教室での小さなお子さんのレッスンでは、こちらで状況を判断し、こういうことをやってみようと積極的にお話しするようにしています。学年が進み、経験も重ねてきたら自分でも良く考えるよう、お話しします。

 

いずれにしても、アタマをつかいますね!

僕もアタマを使ったところで、ここまでにしましょう!

 

それではまた次の記事で!

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