ピアノの練習で気をつけたいこと【積み重ね】

教室・教育
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こんばんは、木内です。

 

明日は「敬老の日」祝日ですが、勤務先の清泉女学院短期大学の秋学期(後期)授業開始日です。

そう、いよいよ夏休みが明けるのです!

 

秋学期より勤務曜日が月に変わるので、早速出動。

現役の学生の頃は「あーもう休み終わっちゃうのか」なんて思ってましたが、先生になってまさか、明けるのが待ち遠しくなるとは。引き換えに月曜は5時半起きになりますが。

まあ僕の場合、夏休みといっても大学の授業がお休みなだけで、お盆以外はもちろん通常営業でした。

 

さて、夏休みと言えば宿題をだしてあったのですが、学生の皆さん、練習の進み具合はいかがでしょうか?

 

と、ここで聞いてもしかたないですし、休み明けてそれを試験するわけではないので、引き続き一緒に頑張って行こうと思います。僕は本番に向けて「楽譜の用意」や「練習」という宿題が現在進行形で続いています。

 

ピアノの練習で気をつけたいポイント

 

ところで僕の講座では7月最後の授業で「夏期休業 課題・練習の注意点など」というプリントを渡しています。夏休みの課題確認として、歌課題とピアノ課題をそれぞれ書き込めるプリントです。

これで「先生、宿題どの曲でしたっけ?」という事態が無くなりました(実話)

ただ書き込むだけではスペースが余りすぎるので、担当する講座のグレードに応じてそれぞれ、練習におけるポイントが書いてあります。

 

今日は初級グループ向けに書いてあるポイントを、実際に書いてみようと思います。

読譜時の注意など、非常に基礎的な部分からになります。

と思い付いてから急いでプリントを見直す始末。自分で作ったプリントなのに…

 

歌の本(幼児の歌110曲集)向けに書いてあること

 

♪両手弾き歌いは、メロディー弾き歌い や 伴奏だけ などから、順を追ってやりましょう。

幼児の歌110曲集は主に童謡が多く、大半の右手はほぼメロディーというアレンジです。
そのため特に知ってる歌など、右手だけを練習した後、いきなり両手を弾きながら歌うというステップに飛ばしてしまうこともチラホラ。それでスラスラ進むならともかく、1,2小節毎止めていては意味が無いので、ちゃんと順を追って練習した方が良いでしょう。
当然時間はかかりますが、確実です。

 

♪歌の曲は感覚だけで歌うと、実は楽譜と違っていた!となりがちです。リズムを中心に必ず楽譜を確認しましょう。

やはり知っている、よく歌っている歌。そのちょっと怖いところは、実は楽譜と違う風に歌っていた!ということ。
これは「昔からそう覚えていた」「たまたま、この本の歌詞の付き方が一般的なのと少し違っていた」など仕方ない理由は色々あるのですが、ひとまず「いま目の前にある楽譜を正確に読むクセ」を付けて欲しいです。それに「単に譜読みし間違えていた」ということもありますし。

 

 

♪両手弾き歌いに入る前に、メロディー弾き歌いが余裕を持って出来るかどうか確認して下さい。

1番目に重なりますが、特にピアノ初級者の皆さんは、歌よりピアノを弾くことに多くの時間を費やします。もちろん費やして欲しいのですが、そのぶん歌うことも忘れないでください
また、右手がメロディーのアレンジの場合、確かにそのまま左手を練習すれば両手で弾く準備は出来ます。ただソレをいいことにメロディー弾き歌い(歌いながら右手を弾く)を練習しないでピアノの両手弾きのみ(歌無し)だけやっていると、いざ両手弾きながら歌うときに、歌とピアノが上手くシンクロしなくなります。
歌詞も読んでおきましょう!

 

ピアノ教材(グローバー)編は次回へ

本当はピアノ教材編もあったのですが、歌編の3項目だけで随分長くなってしまったので、今回はここまでにして、次回へとっておきます。

だってピアノ編、7項目あるんです

 

次回と言っても引き延ばさず、明日の記事にしますね。

 

それでは今日は、この辺で!

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