【知ってると便利?】よく見かける mp3 や jpg ってなに?【拡張子入門】

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こんにちは。木内です。

 

皆さんは「拡張子」という言葉を聞いたことがありますか?

PCでファイル名のあとについている、.jpg など、ドットなんちゃらにあたる部分を拡張子と言います。

コレは、そのファイルが何の種類なのかをユーザー、またはPCが識別するために付けられているものです。ようは拡張子=ファイルの種類を示すものなのです。

.jpg は 画像ファイルの一種類で非常にメジャーなものですが、大体3から4文字で構成されていることが多いですね。もちろん2文字や5文字以上、ということもよくあります。一文字は…プログラミングで使う .h 位しか思い浮かばないかなぁ。

 

どこで確認出来る?

ファイルの名前を表すファイル名と切っても切れない拡張子のはずですが、Windowsユーザーの中には「そんな部分見たこと無いよ?」という方も

 

Windowsで説明しましょう。※Windows10を使用しています

ファイルやフォルダの一覧が出せればどこでも良いのですが、試しに「ドキュメント」を開きましょう。

画面左下、スタートボタンをクリックすると端に出てくる、紙ペラ一枚のアイコンをクリックします。

 

 

 

そうすると「ドキュメント」というウィンドウが出てきます。拡張子の表示/非表示がマシンによって異なる場合がありますので、先に念のため確認してみましょう。

表示」タブに切り替えると、右に「ファイル名拡張子」というチェックボタンがあります。ここにチェックが入っていればOKですが、無ければクリックしてチェックをつけましょう。

 

 

下の画像は僕のドキュメントフォルダの一部です。

 

例えば

hKiuchi_Photo(Edtited).jpg という部分がありますね。これが拡張子です。さっきのチェックをオフにすると、ここは表示されません。種類が JPG ファイル となっています。

またedh_testmov01.aep の種類は Adobe After Effects Project となっていますが、これはAdobe社の動画/アニメーション編集ソフトである After Effects のプロジェクト(データ)ファイルになるわけです。このようにソフト名が表記されることもよくあります。

また種類が ファイルとしか書いていない場合は、拡張子が無いことになります。というのも、使うソフトによって拡張子は省略される場合もあるのです。この場合はドットも省略されます(abc. でなくて abc だけ)

 

 

さて、ここからはよく目にする拡張子をご紹介しましょう。細かいところは知らなくても、最低限何のファイルなのか分かっていれば、役立つと思います。

 

画像はお任せ:jpg (ジェイペグ)

先の説明にも出てきたjpgファイル、これはJPEGと呼ばれる画像ファイル形式の一つで、写真やらネットの画像やらで大変ポピュラーなものです。

人間の視覚を利用し、ぱっと見で分からないように写真を荒くすることによって、画像ファイルをコンパクトなサイズに抑えます。こういったデータを小さくする行為全般を「圧縮」と言いますが、jpgは圧縮された状態でファイルが保存されるため、これより質の良い(サイズのデカイ)ファイルに戻すことは出来ません。これを「不可逆圧縮」といいます。

デジカメやスマフォでパシャッと撮影した写真は、大抵この形式で保存されます(一部のスマフォやアプリでは、設定を変えるとRAWやTIFFなど別の形式で保存出来ます。)

 

.jpegという拡張子も見かけますが、同じものです。.jpgと表記が違うだけです。おそらく昔存在した「ファイル名8文字以内+拡張子3文字以内」というルールに則ったものかもしれません。JPEGの時代的にもうその制約は無くなってるはずですが、慣例ですね。

ちなみに僕も.jpg派で、.jpegって付けられたファイルを見かけたら.jpgって書き換えちゃってます。

 

音楽はおまかせ:mp3 (エムピースリー)

 

これも言わずと知れた音声ファイルです。MPEGと呼ばれる動画ファイル(DVDなどで使われている)の音声技術の一つで、MPEG2 Audio Layer-3という名称です。

元々はPCで録音/再生する音声ファイルでしたが、ボイスレコーダーでの録音や、CDやビデオデッキでの再生にも対応する、非常にポピュラーなデータ形式。

 

ちなみに音楽じゃなくて音声なの?と、思われた方。もっともなギモンです。

コンピュータにとっては、音楽でもレーションでも、叫び声でも一緒です。音が波形になって収録されているだけですから。

 

こちらの記事のファイルサイズ…何バイトの話の中で、「音楽CDで、1秒間記録するに必要な容量は176.4KB」というくだりがありましたが、あれは音声ファイルでもWAV(ウェーブ)ファイルという形式で、圧縮されていないものです。

 

いくらハードディスクやUSBメモリが大容量化時代に突入したとは言え、これだとトンデモないサイズになってしまうので、mp3もjpgと同じような感じで不可逆圧縮がかかっています。音に関わる話なので、具体的には人間の聴覚範囲外の超低音や超高音をカットして、ほかにも様々な計算方法でサイズをコンパクトにしているわけです。

コレのおかげで、例えば「このSDカードには音楽3000曲分入ります!」とかいう宣伝が可能になっています。1曲何分かの計算によりますが^^;

 

明日の記事に続きます

今回は「拡張子の入門」ということで、皆さんが身近なところで耳にする2つの拡張子をとりあげました。

他にも Word や Excel 、イラストレーターやウェブサイトのファイルなど、様々な拡張子がありますので、明日の記事はこれらを引き続きご紹介しましょう。

 

やったことないけれど、拡張子で山手線ゲームやったら勝つ自信あるなぁ(オイオイ

 

それでは、今日はこの辺で!

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