[検証]使用中のアセットをごっそり抜いたらどうなるか[シティーズスカイライン]

ゲーム
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こんばんは、木内です。

お待たせしました。今日はこのブログで地味に人気のシリーズ、Cities:Skyline(シティーズスカイライン)のお話です。

あ、シティーズ自体は大変人気のあるゲームですよ!

 

去年はずっと「しまんとリバーマップ」をプレイしていました。YouTubeの「たいちょーCh.」チャンネルでも、「たいちょーの街づくり」シリーズとして実況動画投稿をしてきましたが、年明けから新たにオリジナル地形のマップをプレイしています。

こんな感じヾ(゚ω゚)ノ

実はこのマップも動画シリーズのシーズン2として使う予定。やってみて分かったのですが、このゲームを実況ベースで動画撮影するとものすごく難しい!(僕の場合は)。とうわけで、字幕ベースにすべくプレイ中の様子を逐一撮影してました。一定時間(一区切り)プレイするたびに動画のキャプチャを区切っているので、セーブデータも16世代分になっています。但し最後の15,16はとらなかったのですが。

 

日本の町並みを取り入れてみる

このマップを始めるにあたり、一つイメージがあったのが日本の町並み。町並み…というか、日本っぽい建物が欲しかったのですね。新規ゲームをスタートしてからじきに、ワークショップでこんなアセットを発見しました。

おーこれスゴイじゃん!日本家屋だよ、これだよこれ!

ちなみにアセットというのは、シティーズいうところの施設(建物など)や車、道路や草木など様々な登場アイテムのコトを指します。Steamのワークショップで数多くの作品が投稿されているので、サブスクライブして自分のマップで使えるところが楽しいのです。

導入した状態で街の一部分を切り取ってみました。シティーズ本来の建物と混ざって、屋根瓦や室外機のある日本っぽい住宅がちらほら。

 

こっちの画像にある、道路左側の青い建物は別の作者さんのアセットかもしれません。日本住宅パックにカラーの屋根はなかったような…?

 

アセットを欲張って入れると

よく言われている注意ですが、アセットは増やせば増やすほどメモリを喰います。何百と登録しておいても、通常はそのマップのその時点で登場しているアセットしかロードされません。

まあ、こんな感じに。(※Loading Screen Modを導入したときのロード画面です)

見にくいですが、全アセット数が536個と表示されています。ゲームスタート直前の様子ですが、物理約8GB、仮想メモリ約16GBとシティーズだけでとんでもないメモリを消費しています。

ちなみに日本住宅パックのアセット数は5,60くらいかと思います(説明では23位ですが、実際は01aと01bとかバリエーションがある)。つまり他にもアセットをバカスカ詰め込んであります。皆さんがだいたいどのくらいのアセット数でプレイしているか分かりませんが、もしかすると多いほうじゃないかな。

実験1: パック内のアセットを個別に切ってみる

では例えばマップに登場している建物(アセット)をサブスクライブしたまま、コンテンツマネージャーでオフにし、再びマップをロードするとどうなるか。

 

結論から言うと「オフにした建築済みの建物がなくなる」です。

 

実はこの現象、カスタムアセットを全く導入していないバニラの環境でも、ある状況下ではコンテンツマネージャーちょっとした操作ミスで起こる話です。

コンテンツマネージャーの「地区スタイル」の項目を特にいじってなければ、小学校や高校、警察署や消防署(もちろん各本部も)、診療所に2種類デザインがあると思います。これは通常のデザイン以外に「ヨーロッパ/通常」の地区スタイルが導入されているためです。並んでいる左右どちらがどちらのデザインか忘れてしまいましたが、仮にヨーロッパ地区スタイルの警察署を設置したとしましょう。ゲーム後コンテンツマネージャーで「ヨーロッパ/通常」の地区スタイルをオフにして、再びマップをロードすると、警察署がなくなってしまいます

まあプレイだけしている分には起こらないことですが、カスタムアセットを集めたカスタムの地区スタイルを編集するときは、うっかり切ったりしないようにしましょう。特にコンテンツマネージャーの画面がバグりかけているときは要注意です!

 

さて、以上の現象はあくまで通常の場合です。

というのもLoading Screen Modを導入している場合は「使われているアセットをロードする (Load used assets)」というオプションがあり、コレを無効にしておかないとコンテンツマネージャーでのオンオフは関係無く読み込まれてしまいます

実は今日この実験をするときに初めて気がつきました。MODの説明は英文でも面倒くさがらずに目を通しておいた方が良さそうです

 

その設定は切っておき、試しにこのアセットシリーズの半分近くを無効にしたうえ、マップをロードしてみました。

するとどうでしょう。

何と!

全然建物が消えていませんっ!!

 

おかしいなと思って再起動、再びロードすると、ローディング時に出てくる読み込みアセット数が536から全く変化してないじゃないですか。んなアホなw

 

実験2: 個別にサブスクライブ解除を試みる

どうしてこうなったかわかりませんが、こうなるとサブスクライブ解除しか思い付かないんですよね。

ワークショップ上のサブスクライブはパック丸々1つですが、コンテンツマネージャー上は個々のアセットに解除のボタンがあります。あーそれなら1つ1つ解除出来るんだろう、と。勝手に思って実行してみたわけです。

 

ポチッとな。

 

 

あ、

 

住宅パックのアセット、全部解除されたww

 

うーん、これに関しては部分的には無理でした。まあ考えてみれば、パックまるごとを1つサブスクライブしただけなんだから、解除時に個別に出来ちゃったらつじつまが合わなくなりますよね。

 

実験3: 建物が無くなったマップはどうなるのか。

なくなってしまったモノは仕方ありません。Loading Screen Modの設定を元に戻し、マップをロードしてみましょう。

 

アチャーヾ(゚ω゚)ノ

やっちまったい。大量のmissingの文字。使っていたアセットが読めないから当然っちゃ当然です。「ヨーロッパ/通常」を無効にしたときに建物がなくなってしまう時はこの警告は出ませんが、あの場合はおそらく「元々入っているアセットをスタイルの一部として読み込む」からなんでしょうか。

 

あ、ちなみにこの状態でもプレイは出来ますよ。

 

 

そして見事にアセットが建っていた部分は何故か車だけ残り、見事に空白です。

 

※解除する前、元々はこう

 

代表して一区画だけ、色で分かりやすくしてみました。

 

余談ですが一部の住宅群が一気になくなったことで、既存の建物の価値が下がりまくったり、何故か工業地帯の「公共サービスが少なすぎます」とか出てきたり、働き口が減ったわけじゃないのに失業率は上がるわ、阿鼻叫喚の状態なりました。やっぱり想定外のバランス崩壊は危険!

一番疑問なのは、いくら住宅を建てても住宅需要だけMAXだった状態が、ロード直後からみるみるうちに住宅需要ゼロの商業需要うなぎ登りに変化したことなんですよね。考えられるのは日本住宅パックの1棟あたりの居住人数がわりと少なく、その代わりに通常の建物が建って結果的に住人が急増したのかもしれません。そうでも考えないと説明が付かない。あわや、以前の二の前に。

 

実験4: missing警告を消せないか。

このまま上書きするのは怖いので、別ファイルでセーブ。少なくともこれで、この街(セーブデータ)から解除したカスタムアセットはなくなったはず、です。

マップを終了し、Loading Screen Modの設定をいじり、Load used assets と Load enabled assetsを解除。これでセーブデータとコンテンツマネージャー内の両方の状況を尊重するようになるはず。つまり余計なコトをさせない

 

念のためゲームを再起動し、ロードしてみました。missing警告は消えるでしょうか?

え、画面下に見たこと無い赤字のエラーが出てる!しかも Simulation failedって…

ちなみにこの後、画面の上8割くらいがブルー一色になり、フリーズしました。一瞬のスクショが間に合いました。

因みに出てるエラーメッセージは、

“Simulation (failed) Object reference not set to an instance of an object”

Loading Screen Modのワークショップスレッドで開発者のコメントを見ると、これはどうやら一般的なエラーメッセージらしく、「何かがオカシイ」状態のようです。つまり原因が分からない。

 

一応、Loading Screen Modを切れば何事もなく行くのですが、今回のこの行程が

 

・Loading Screen Modとたまたま相性の悪いだけの問題なのか。

・むしろこれがエラーを出してくれているくらい、Loading Screen Modを切ったら進めるからといってこのまま進めたら、いずれ問題を起こす状態なのか。

 

ワカランのですよね…

 

結論: アセットを使ってからの解除は要注意

見出しに書いたとおりです。アセットやMODの使用状況によるかもしれませんが、下手なサブスクライブ解除は建物が消えるだけ(=代替を管理すれば良い)というだけでは済まない状況も起こりうると言うことです。

 

残念ながら結局このマップは封印となりそうな予感。消しはしませんが、ニューゲームで取りかかろうと思います。

 

 

それでは、今回はこの辺で!

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