【ソフトシンセ】PCは楽器の宝庫?【直ぐにギガクラス】

DTM
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ソフトシンセを買おうと思ったとき、お財布の具合とともにハードディスクの空き容量まで一緒に確認。

DTMer、あるある(多分)

 

こんばんは。木内です。

今、UNDERTALEというゲームのサントラを聴きながら猛烈なスピードで執筆しています。

これぞ、ザ・シンセサイザーな作品です。

 

以前の記事【DTM】僕の楽曲制作環境【ハードウェア編】で少し触れましたソフトシンセ(ソフトウェアシンセサイザー。ソフト音源とも)ですが、こんにちのコンピューターミュージックにおいて、欠かすことの出来ない存在です。今日はソフトシンセがどういうものなのか、簡単にご紹介したいと思います。

 

ソフトシンセって?

そのまえにシンセサイザーについて

まずシンセサイザーですが、もとのsynthesise(シンセサイズ)が合成するという意味を表すとおり、楽器などの音を電子的に合成することが原理となっています。実際はそれに鍵盤やボタン、ツマミ、タッチパネルなどのコントローラーが取り付けられ、演奏や作曲に使う電子楽器が成立します。

 

じゃあ電子キーボードと何が違うの?

 

これって、分かりやすくに簡単に、かつ正しく説明するの難しいんですよね…

シンセライブを始めた頃は、お客さんも「シンセサイザー??」ということが少なからずあったので、ごく簡単に

キーボードの親玉がシンセサイザーです。何百種類という楽器の音が出来たり、これ1台で曲が作れちゃいますヨ

という、まあ間違っちゃいないんだけど相当ザックリな説明をしていました。

 

いわゆるキーボードに比べて、元からある楽器の音色を変えたり、イチから音を創り上げる(合成は本来ココに由来する)ことに重点を置いている。というのが正しいでしょうか。

ソフトシンセはPCが合成処理をしてくれる

前の記事でご紹介したKORG社の TRITON -extreme- は、あの鍵盤機械の中にたくさんの計算基盤や楽器データの基盤が入っています。電源を入れて音色を選んで鍵盤を押すと、押した高さの音と押した強さに応じて、計算されて音が出ます。鍵盤を離せば基本的に音は止まります。

当然、シンセサイザー本来の役割はこれ一台で済みます。PCとUSBで繋いで使うことはありますが、それはあくまでもオプション的なお話し。

 

これがソフトシンセとなれば、計算はWindowsやMacなどのPCのCPU(頭脳)が行うことになります。なので、一般的なソフト同じで、インストールして使います。

 

計算…だけ……?のはずなのに、モノによっては恐ろしいディスクの容量を喰うんですね。これが…

 


 

ピアノ一台が4GB?

確かに基本計算ではじき出されるような、いかにも電子音的な楽器はデータのサイズもコンパクトです。凄く極端な例を挙げれば、ファミコン。

 

ですが今の時代は技術の進歩と共に、実際の生楽器の音を録音してうま~く加工して、あたかも目の前で生バンドが演奏しているような音をだしてしまうことも可能になりました。

これをサンプリング音源といいます。

 

これがピアノ一つとってもエライ話で、正確ではないと思いますが例えば

ある鍵盤1つを音が消えるまで鳴らし、それを1鍵盤につき数段回のタッチの強さ別に録音する。

それを88鍵盤分、かつピアノのフタを全閉・半開・前回の3段階別にわけて。

 

つまりタッチ数 x 88鍵 x フタ開け具合3種

 

一つ一つの音だって、実際使う音質よりかなり性能の良い=容量の喰うレベルと録っていると思います。

見出しに書いたピアノ1台が4GBは手持ち音源の実際の例ですが、他の例では弦楽器4種(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス)の音源セットで20GB超えなどもザラです。

 

そうそう、のちのDTMカテゴリー記事で紹介予定ですが、有名音源シリーズ、Native Instruments社の KOMPLETE シリーズ。

所有している KOMPLETE 9 Ultimate(=上位版)に、アップグレードで 10 Ultimateをツッコんだら…

 

200GBを超えてしまいました…

いや250だったかな…

 

いや、これが発覚したときは流石焦った。

PCによっては、もしかすると買ったばかりのPCですら容量不足で入らないかもしれないレベルです。Oh…

流石に一部使わないと決めているものは、外してあります。

 

次回は仕組みと愛用ソフトシンセのご紹介

容量の話が続いてしまし、仕組みについてまで書けませんでした。

次回はそのあたりに切り込んでいきたいと思います。DTMにトライしてみたい方にも分かりやすく書ければと。

キーワードは VST 。

はて、なんでしょう?

 

今回も出てきたソフトシンセを含め、よく使っているソフトシンセも画像入りで、ご紹介しますね。

 

それでは今日はこのへんで。次回もお楽しみに!

 

 

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