日々やることは色々ありながらも、常に新しい作品を作りたい…!
こんにちは。木内です。
昨日が重めのがっつりした話題だったので、今日は軽めに、僕の楽曲制作に欠かせない相棒たちをご紹介しましょう!
今回はハードウェア、つまり機材編です。
ちなみに、タイトルにあるDTMはデスクトップ・ミュージックといい、パソコンとシンセや音源機器を使って演奏をしたり、曲作りをすることを指します。
KORG TRITON -extreme-
もはやヴィンテージ機の類いに入ってしまったかもしれません。今はもう発売されていない、コルグのトライトンシリーズ(正確には1機種存続しています)。
シンセサイザー/ミュージックワークステーションとも呼ばれ、上位にあたる機種です。特徴はなんと言ってもValve Forceという、真空管を内蔵していること!
そもそもこれはPCの横で曲作りをさせる前に、あるところでピアノ伴奏を頼まれたときに、ピアノやキーボードが全くなくて、「じゃあ買おうか!」と思い切って買った物です。母が。(なのでコレは元来母の所有物…後の使用実績により僕に移りましたが。久しぶりに思い出した_orz)
また作曲制作面でも、今ほど僕のPCでの音楽制作環境が整ってなかったその頃は、USBをコレにつないで、この中に入ってる音源を楽器の音として使っていました(ハードウェア音源)。
今でもパフォーマンス・制作の両面で非常に重要な相棒です。またヤマハのアンプスピーカー(PAS)を担いで、どこへでも飛んで行っています。電源と屋根さえあれば、演奏可能です!(キャッチフレーズ)
AKAI Max49
これも鍵盤機材。トライトンとの大きな違いは、これ自体に音源は内蔵していません。つまりコレ一つでは音は出ません。いわゆる鍵盤のコントローラーですね。
ではどうやって使うのかというと…
機械では無くパソコン上で音を合成して楽器とする、ソフトシンセ(ソフトウェア音源)と一緒につかいます。つまりこのキーボードをUSBで繋いで、ソフトシンセを立ち上げて鍵盤を押すと、選んだピアノやドラムの音が出るんですね。あら不思議!(ソフトシンセの紹介はまた別の記事でご紹介しますね)
DTMソフト上で、鍵盤で演奏すると音符が入っていきます。もっぱら今はこの手法で楽曲制作をするほうが圧倒的に多いです。
Max49自体はかなり多機能なうえ、鍵盤が面白いほど重いです。国産史上最重量という噂も。さすがMax、重さもマックス。
KORG nanoKEY2
またまたコルグから、今度は鍵盤コントローラー。つまり役割はMax49と同じ。
ただ非常にコンパクトです。PCキーボードと並べるとこんな感じで、実際こうやってつかっています。
鍵盤数は25鍵。でもそれだと明らかに音域が足りなさそうですよね?低いほうとか高いほうの音はどうやって入力するか?
ハイ、ちゃんとオクターブ切り替えボタンがあります。OCT- を押せば1オクターブ下にずれますし、OCT+ はその反対です。上下3オクターブくらいだったかな?
Max49も49鍵とnanoKEY2の2倍はありますが、それでもちゃんと OCTAVE UP / DOWNのボタンがあります
YAMAHA AG-03
USBオーディオインターフェース(以下 オーディオI/F)と呼ばれる機材です。見た目のとおり、スライダーやツマミがあったり、差し込み口がなんかたくさんありますね。そう、ミキサーみたいなものです。
ではなぜこれをPCに繋ぐのか。
実はPCで音を鳴らすとき、特にソフトシンセを使うときなどは、楽器の音を瞬時に合成するためにPCは非常に頭を使うんです。そんなときにPC内蔵のサウンド機能を使うと、鍵盤を押しても音が遅れてなったり、処理にパンクしてノイズが出てしまうことがあります。
なのでオーディオI/Fは、PCから受け取った音の信号を素早く処理し、極力遅れずに音をパッとならしたり、反対にマイクなどから繋いだ音を快適に録音処理してくれるのが、役割なのです。
僕はこの差し込み口を全部は使いませんし、大半はヘッドフォンを指すくらいです。が、DTMソフトを使うときには、この手の機材は絶対必須です!
これからDTMをやろうとお考えの方、覚えておいて下さいね!
余談:これを使い始めたのは最近で、以前はNative InstrumentsのKomplete 5という機種を使っていました。しかしUSBの接触が致命的に悪くなりステージでトラブル多発。あえなくしまってあります。
ZOOM H4n
最後に飛び道具編。ハンディーレコーダー、録音機です。
楽曲制作というよりは、単に様々な録音に使っています。今回取り上げた機器の中では、トライトンに次いで古株です。
ピアノ練習の時の録音やステージのリハーサルチェックなどなど。また YouTubeチャンネル「たいちょー Ch.」でのゲームの実況動画は、しゃべりをほとんどこのレコーダーで録っています。
マイクの向きにこだわりがあるとか。
次回はソフトウェア音源編で…
いかがだったでしょうか?
今回は、僕の楽曲制作に欠かせない相棒たちをご紹介しました。
小さい頃から機械好きだったので、この手の環境を作るのはひとつの夢でした。
念願叶ってきましたが、モノがそろってるだけではダメですね。どんどん使ってどんどん作品作らないと…!
次のDTM回では、PC上での楽器「ソフトウェア音源」をご紹介したいと思います。
それでは、また次回!
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